万年筆

＜ウォーターマン　ハーモニー＞

最近職場では、
会議にノートPCを持ち込む人も多い。
他社とのやり取りもメールが主。
計画書も報告書も議事録も、すべてPC文書で発行されている。

そんな活字離れした僕の職場いやこの現代社会に
あえて今、手書きの良さを伝えてみたい。

などという高尚な考えがある訳ではなく、
学生のときからPC文書でレポートを提出してきた
フレッシュ24の僕は、この活字離れした職場に見事に馴染んでいる。


ではなぜ高価な万年筆(しかも名前入り)を買ったのかと言うと・・・
実は半年ほど前、安物の万年筆を買った僕は
その使い心地の良さにすっかりハマってしまったのだ。
僕は字がヘタクソで、もちろん直筆も好きではなかったのだが
万年筆を使い出してから、少なくとも文字を書くことが好きになった。
(字も若干上手くなっているような気がする)

万年筆はボールペンなどと違い、以下のような特徴がある。
　・筆圧がいらない(ペン先が紙に触れるだけでサラサラ書ける)
　・ペン先によって文字の太さ、書き味(硬さ)が決まる
　・紙(の吸水率)によって、書き味が変わる
　・インクが乾くと書けなくなる(水に浸けると戻る)
　・うかつにペン先に触るとインクが付く
　・結構高い上、大体専用のインクカートリッジが必要


なんか、あまり長所が見つからないが・・・・(－_－;)

しかしそれでも、手書きの文字ってのは良いもんです。
万年筆はとても書き心地がよく、手の動きを全く制限しないので
『書く』行為に気を取られない・・・ので、
心に浮かぶことを自然に文字にできるという印象がある。
(しかも、なぜか意外と上手に)


まぁ、仕事で使う機会はほとんど無いが・・・(－_－;)＾＾



ココロの底から紡いだ言葉は
ぜひとも手書きで召喚したい。